
9月に半ばを過ぎても猛暑日ほどの暑さなので、涼しい映画館へ行ってきました。
映画 『遠い山なみの光』
原作はノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏なので気になっていました。
この作品は未読なので、全く前情報を入れずに観に行きました。
作者自身の出生地・長崎を舞台に執筆した長編小説デビュー作です。
今年は終戦から80年という事で今年公開になったのでしょう。
日本・イギリス・ポーランド3カ国合作による国際共同製作のヒューマンミステリー、
2025年・第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式出品作品です。
1950年代の長崎でのことを思い出しながら語る1980年代のイギリス在住の日本女性、
原子爆弾が落とされた後の長崎で生きたという事が、映画の底にずっと流れています。
1950年代の女性を演じた二階堂ふみさん、広瀬すずさんの熱演に引き込まれました。
映画後半に人物が入れ替わったり時代が交差したりと不思議な世界が繰り広げられ、
??との想いと共に映画は終わりました。
キャッチコピーは「その嘘に、願いを込めた。」この言葉にヒントがあるのかな?!
長崎で生まれ、イギリスで活躍している作者ならではの視点があると思いますので、
これから是非原作を読まねば!と思っているところです。
カズオ・イシグロ氏の作品は、映画化・TVドラマ化された『わたしを離さないで』、
『日の名残り』『浮世の画家』『クララとお日さま』を読了しています。
クローン生成や人間型ロボットとの生活、等、思いがけない発想に驚かされます。