今日も一期一会

gooブログ「本が好き♪図書館ブログ」はこちらに引越しました!        一期一会の心で毎日を大切に過ごしたい♪

訂正多すぎ!


今、現行の高校地図帳に1200か所を超える間違いがあったことが話題になっており、
教科書検定を受けて合格したものだっただけに、文科省の責任も問われています。

実は、同じような書籍の表記の間違いが昨年から学校図書館をざわつかせています。
本校も中学校図書館に入れたポプラディア全18巻に、多すぎる間違いが発覚しました。

「10年ぶりの新訂版!」と鳴り物入り学校図書館へ猛烈アピールされ、
図鑑はとても高価で全18巻で132,000円、2学期の中学校図書館予算がこれで終わりました。
昨年秋に思い切って入れた大切な図鑑、調べるための図鑑なのに間違いが続々・・・
初めの対応はネット上に正誤表がアップされ、その冊子をこちらが印刷するという、
全く誠意が感じられないもので、大量の訂正シールを持て余し気味でした。
会社の方が来てやってくれないの?せめて正誤表を印刷して送ってくるとか…
全くやる気がしない・・・

その後、多くの図書館員からの要望により文章の上に貼る訂正シールが送られてきて、
一行のものもあれば、段落全体、グラフや写真の間違い(なぜ?!)もありました。
図書委員の生徒と、とも思いましたが1行のシールは幅5㎜と実に細かい作業で、
少しのズレで上下行の文字が見えなくなってしまうので神経を使いながら黙々と作業。
 
2学期に何とかこれをやり終えて、やれやれ、と思っていたら先日、追加の訂正が!
本校は初版を購入しましたが、第2刷発売後にさらにも間違いが見つかったらしく、
しかも、前よりずっと多くなっていて、またもや百か所以上あるなんて。
元号西暦のズレ、読み仮名、単位、専門用語、写真、グラフ、数値、間違いは多岐に亘ります。

何百か所もの訂正シールだらけの最新図鑑が出来上がりました。
主な購買者は学校だからってナメているのでは?!と憤りを感じています。
これはもう、最新刷の絶対正確版(出来てる?)と交換レベルではないですか?