
今日は大寒、暦通りに寒さが厳しい日が続いており、さらに空気がとても乾燥しています。
コロナ感染者数も減らず、昨日スーパーへ寄ったら一気に人が減ったような気がしました。
そんな今日、第164回芥川賞・直木賞が発表されました。
芥川賞は、宇佐見りんさん 著『推し、燃ゆ』(文芸秋季号)、
直木賞は、西條奈加さん 著『心淋(うらさび)し川』(集英社)に決まりました!
(画像は朝日新聞HPより)
ノミネートされた作品はこちら。
宇佐見りんさんは現在大学2年生(21歳)、以前受賞された綿矢りささん(19歳)、金原ひとみさん(20歳)
に次いで、史上3番目の若さでの受賞!
2019年に『かか』で文芸賞を受賞してデビュー、同作で三島由紀夫賞を最年少受賞、
デビュー2作目で芥川賞候補となり、初めてのノミネートでの受賞と、一気に花開いた感じです。
受賞作は、応援するアイドルがファンを殴ったことに戸惑う女子高校生が主人公。
選考委員を代表して島田雅彦さんは
「ファンの意識に肉薄した作品。刹那的に見える言葉もかなり吟味されていて、文学的偏差値が高い」
と講評されました。
西條奈加さんは64年、北海道池田町生まれ。
会社勤めのかたわら、05年『金春屋ゴメス』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。
15年『まるまるの毬』で吉川英治文学新人賞を受賞し、おもに時代小説を書いていらっしゃいます。
受賞作は、江戸の片隅で身を寄せ合う長屋の住人たちが主人公の短編集。
選考委員を代表して北方謙三さんは
「非常に手慣れていて完成度が高い。エンターテインメントの時代小説として面白い書き手だ」
と講評されました。
私はどちらの作品もまだ読んでいませんので、これから読むのが楽しみです。
直木賞候補作を何冊か読みましたが、今回は短編集・連作集作品が多いと思いました。
また、芸能活動と作家活動を続けている加藤シゲアキさんの『オルタネート』が、
今回初めて直木賞にノミネートされ、受賞を期待されました。
残念ながらあと一歩のところ、次作を期待されているようなので、頑張って欲しいです!